ウラン採鉱会社のPaladin Energy (ASX:PDN)は、12月四半期に987,310ポンドの酸化ウランを生産した。これは9月四半期の744,188ポンドからの増加。Paladinはまた、酸化ウラン109万5千ポンドの最高四半期販売を記録、収入を6190万米ドルとし、12月四半期の平均販売価格を1ポンド当たり56.54米ドルとした。
Sydney, 2010年1月28日, AEST (ABN Newswire) - 水曜日のオーストラリア株式市場は急落、全てのセクターにおいて値を下げた。取引終了時のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は73.3ポイント・1.6%下落の4644.6ポイント、全株価指数は73.1ポイント・1.5%下落の4670ポイントとなった。
注目の経済事象と数字
オーストラリア統計局が示した数字によると、12月までの3ヶ月間で消費者物価指数(CPI)は0.5%上昇した。CPIは昨年1年間で2.1%上昇しており、市場が予測した2.0%上昇を僅かに上回った。統計局によると、セクター別にでは果物価格が同四半期間に15.9%上昇、国内旅行ならびに宿泊が6.6%上昇、ビールのコストが2.1%上昇、住宅価格ならびに家賃がそれぞれ1%の上昇となった。
企業合併&買収ニュース
CSR Ltd (ASX:CSR)は、同社の砂糖事業に関して、中国のBright Food Groupが同社の砂糖事業ならびに再生可能エネルギー事業への関心を示しているにもかかわらず、事業分割を引続き進めるとコメントした。CSRは、Bright Foodが関心を示していることに対しては、条件付であり拘束力が無いと述べている。CSRはまた、同社取締役会は、事業分割の代替案となり得る取引に関して、その取引が価値、タイミング、完了の可能性について高い確実性を有している場合にのみそれに応じる用意があると述べた。
GUD Holdings Ltd (ASX:GUD)が述べたところでは、ライバル社であるBreville Group Ltd (ASX:BRG)への買収提案を同社はオーストラリア生産力強化委員会の反対を受け撤回した後、あらたに二つの買収ターゲットに関して検討を行っていると述べた。GUDはまた、同社が生産力強化委員会の下した決断に対して、コストや遅延が予想されることから、異議を申し立てることはないとした。
重要企業ニュース
Breville Group (ASX:BRG)は、2010年度上半期の経営見込みが上向きであることを受けて、半年および年間の収益ガイダンスの上方修正を行った。同社は、上半期の金利・税金・償却前利益、支払利息・税金・減価償却・償却控除前利益(EBITDA)をおよそ3000万豪ドルと予想しており、これは前年同期の2510万豪ドルからの増加、難航している同社のリース債務を差し引くと3200万豪ドルとなる。
GUD Holdings (ASX:GUD)は、同社の年間利益はおよそ12%増加する見込みであると伝えた。同社は、2010年6月までの金利・税金・償却前利益、支払利息・税金・減価償却・償却控除前利益(EBITDA)は6400万~6800万豪ドルに増加する見通しであると1月12日に発表した予測を繰返した。
Macarthur Coal Ltd (ASX:MCC)から買収入札を受けているGloucester Coal Ltd (ASX:GCL)の発表によると、同社の第二4半期の石炭売上げは9%下落の444,000トンとなり、前年同期比の487,000トンから減少した。しかしコークス用炭の今後の展望は明るく、これは同社が次の日本の事業年度において大きな価格上昇を達成することを予兆しているとGloucesterはコメントした。
ウラン採鉱会社のPaladin Energy (ASX:PDN)は、12月四半期に987,310ポンドの酸化ウランを生産した。これは9月四半期の744,188ポンドからの増加。Paladinはまた、酸化ウラン109万5千ポンドの最高四半期販売を記録、収入を6190万米ドルとし、12月四半期の平均販売価格を1ポンド当たり56.54米ドルとした。
Photon Group Ltd (ASX:PGA)は、上半期の金利・税金・償却前利益、支払利息・税金・減価償却・償却控除前利益(EBITDA)を約3700万豪ドル、前年同期比で8%下落になると見込んでいる。また同期の純利益を、2009年度上半期の純利益(pre-impairment) に沿って950万豪ドルと予測している。
Tamawood Ltd(ASX:TWD)は、12月31日までの6ヶ月の純利益を719万豪ドルとし、前年上期に記録した531万豪ドルから35%の増加とした。継続中の事業からの純利益は、503万豪ドルから504万豪ドルへ0.2%の上昇となった。
Woolworths Ltd. (ASX:WOW)が水曜日発表したところによると、同社の第2四半期の売上げ成長は、政府の景気刺激策の弱まりの影響を受け、前年比からおよそ半減した。上半期の売上げは4.2%増の272億豪ドルであったものの、この数字は前年同期に記録した8.8%成長の半分以下である。下半期は、低価格インフレおよび政府の刺激策の循環に影響を受けるだろうと小売大手である同社は述べた。
Coal & Allied Industries Ltd. (ASX:CNA)が伝えたところでは、12月31日までの1年間の同社の純利益は5億8550万豪ドルで、昨年の8億380万豪ドルから27%の下落となった。この減少は、2008年と比べての豪ドル安により一部相殺された、米ドル石炭価格の下落に起因する。
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