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米アルミニウム大手Alcoaが、市場の予想を外れた内容の第4四半期の収益結果を報告したことを受けて、先日のオーストラリア株式市場は利食い売りに転じ、値を下げた。また資源セクターが国内株式の下げを先導た。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は51.2ポイント・1.03%下降し4,899.5 ポイント、全株価指数は49.6ポイント・1%下降し4,931.6ポイントとなった。
オーストラリア株式市場は、利子率値上げを受けて不良債権増となることへの懸念から銀行株が下落、わずかに値を下げて取引を終了した。S&Pオーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は5.9ポイント・0.13%下落し4670.60ポイント、全株価指数は0.19%下落し4686.40ポイントとなった。
今朝のアジア各国の株式市場は、ウォールストリートに牽引され概して強含みにて取引を開始したが、東京株式市場は円の上昇の輸出関連への影響から弱気にふれた。企業が大規模な資金調達計画に対する懸念が、引き続き国内感情の落込みをもたらしている。
2日間の回復の後、昨日のウォール街は横ばいで取引を終えた。第3四半期の業績報告期開始を前に、トレーダーたちは警戒を強めた。最初に業績報告を行った Alcoa (NYSE:AA) は、3四半期連続で損失を記録した後、第3四半期において予測よりも良い内容となった純利益7,700万米ドルを報告した。
一連の金融企業の上昇や原油価格の反発によるエネルギー株の上昇を受け、木曜日のウォール街は8日連続の上昇で取引を終えた。米国政府による GDP 数値では、米国経済が第2四半期に年間ペースで1%縮小したことが示された。これは1.5%の低下としていたアナリストたちの見通しよりも良い内容となった。
連邦準備金制度の金融政策に対する最新の決定や不況からの回復見通しの予測に先立ち、昨夜の米国株式は下落した。また、銀行部門がまだ根本的には回復していないとの懸念により、市場は抑制された。
Xstrata の Anglo-American との合併計画や NAB の Aviva Australia 買収ニュースに先導され、昨日のオーストラリア市場は値を上げて取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は18.6ポイント・0.5%上昇し3,918.2、全株価指数は16.4ポイント・0.4%上昇の3,910.8ポイントとなった。
監督機関が金融システムの建て直しに入ったことにより、世界中の株式市場では金曜日に強い反発が見られた。株式市場では先週金曜日に損失の大部分を取り戻し、4.3%上昇で取引を終えた。しかし週間では依然として2%下落している。
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