
RIO TINTO LIMITED
ASX:RIO ISIN:AU000000RIO1
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米国における更なる金利引き下げや次期大統領に選出された Barack Obama 氏による新たな経済刺激計画に対する期待から、週末のウォール街は約2.9%上昇した。中国が成長再加速に向けて4兆元の支出を2010年までに実行すると発表したことにより、オーストラリアの株式、特に鉱業部門が引き上げられた可能性がある。
新しい大統領により国際金融危機の打開策が見えるかも知れないという希望とともに投資家を含めた投票が進むなか、昨夜のウォール街では回復が見られた。
昨夜のウォール街は2.1%上昇で取引を終え、これは10月で最も静かな取引の一つであった。オーストラリア株式市場は2日以上連続での上昇を記録していないため、アナリストたちは今日の市場は横ばいになると予測する。投資家たちは一息つき、オーストラリア準備銀行による来週火曜日に予測される金利引下げを待ってから市場に戻ってくるものと思われる。
ウォール街では昨夜、来年の成長と収益の不調を指摘する恐ろしい経済ニュースにより急落し、ダウ・ジョーンズ工業平均は1987年10月以来最大の損失割合となる7.87%の下落を記録した。米国連邦準備制度によるビジネス状況の寸評は、9月の経済活動は全12区域において低調で、ほとんどの地域において消費者支出が下降したとしている。
米国連邦準備銀行による巨大保険会社 American International Group (AIG) の救済は、世界中の投資家の不安をほとんど和らげることはなかった。約7%下落した香港株式市場をはじめ、アジア市場は大幅に下落した。昨日のオーストラリア株式市場は、あらためて大打撃を受けた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は114.9ポイント・2.43%下落し4,607.27、全株価指数は117.8ポイント・2.47%下落し4,651.89であった。
オーストラリアの株式市場は、米国株が急激に上昇した事に伴い、今日高値でオープンした。金と石油価格が急に上昇したことは、資源株の価格も維持するかもしれない。オーストラリア東海岸時間午前8時のシドニー フューチャー取引では、9月の株価インデックス フューチャー コントラクトは、39ポイント上昇して4,985。
Rio Tinto Ltd (ASX:RIO) は、今年末までに鉄鉱石無人運送システムを導入する計画を発表した。これにより重機オペレーターは、 Rio の内陸鉱山から遠く離れたエアコンの効いた事務所での操作が可能となる。世界第2位の鉄鉱石採掘業者 Rio は金曜日、オーストラリアの同社採掘作業のオートメーション化計画の一環として日本のコマツと提携を結んだと発表した。この同社鉱山無人化計画において、 Rio は320名の従業員が現場から1,300kmほど離れた地方都市パースの事務所から作業をコントロールし、無人の牽引列車を遠隔操作できるようになると見込んでいる。
本日のオーストラリア株式市場は、金曜日にアメリカや他国の市場が下落に苦しんだことを受けて、低めで取引を開始することが予想される。
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