

昨日のオーストラリア市場は若干安で取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は19.9ポイント・0.6%下落の3,488.7、全株価指数は17.2ポイント・0.5%下落の3,428.6ポイントとなった。
銀行・資源部門に先導され、昨日のオーストラリア株式は値を上げて取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は38.7ポイント・1.12%上昇の3,508.6、全株価指数は38.3ポイント・1.12%上昇の3,445.8ポイントとなった。投資家たちが米国における救済策の詳細を待つ間、市場は静けさを保つものと見られている。
世界中の銀行業界に対する新たな不安を抱える金融株に先導され、昨日のオーストラリア株式市場は値を下げて取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は33.8ポイント・1%下落の3,442.8、全株価指数は30.2ポイント・0.9%下落の3,394.8ポイントとなった。対象金融株の空売り禁止を延長するという規制組織ASICの動きにより、銀行業界はプラス先導を受ける可能性がある。
下落する一次産品価格により資源部門が引き下げられ、昨日のオーストラリア株式市場は値を下げて取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は85.4ポイント・2.3%下落の3,694.3、全株価指数は84.6ポイント・2.3%下落の3,643.6ポイントであった。投資家たちは、経済の下降が短期間で変わることはなく、さらなる人員削減と今後の厳しい企業報告を予測している。
昨日のオーストラリア株式市場は少ない取引で終了した。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は26.8ポイント・0.7%下落の3,687、全株価指数は16.8ポイント・0.5%上昇の3,638.9ポイントであった。市場は米国の傾向に続くと見られているが、上昇する石油価格・一次産品価格が資源部門を後押しする可能性がある。
自動車産業への米国政府の救済計画に対し市場が確信を持てず、金曜日のウォール街は入り混じった状態で取引を終えた。米国政府が自動車メーカーに対し174億ドルの救済を実施する予定であると発表した後S&P 500とナスダックは上昇したが、石油価格の下落によりエネルギー株が値を下げたことからダウは下落となった。 General Motors と Chrysler による早期適用が見込まれる政府の緊急融資や、さらなる雇用創出が期待される Barack Obama 次期大統領の拡大経済刺激策に対し、市場の注目が集まるものと見られている。
米国自動車メーカー救済の可能性に支えられ先週のウォール街は若干上昇し取引を終えたが、ヨーロッパやアジアの市場は金曜日に下落した。
投資家たちが政府による2大自動車メーカーの救済に期待し、最悪の金融危機がようやく終結するのではないかとの希望を抱き、米国の株式は4取引連続で上昇した。
投資家たちが国際金融危機や米国での不況を不安視したため、昨夜の米国株式は5%超下落した。米国次期大統領に選出された Barack Obama 氏が直面することになる諸問題によりウォール街における楽観的な考えが弱められ、選挙日の回復分が消し去られた。